エロマンガ問題の物理的解決方法

2010/03/20 vol.2

繰り返していうが、
民間によるゾーニングは出来ない
しかし、私は物理的な解決方法があると、前出の記事の最後にいった。
それはどういうものかというと。
すべてのマンガに封印のテープを貼る。
これだけでいい。
コンビニ向けのエロマンガ雑誌がすでに実行しているように、少年ジャンプから、ヤングマガジン、コロコロコミックにいたるすべてのマンガ雑誌にはすべて青い封印のテープを貼る。ちなみにこれは機械で自動的にできる。
単行本は、これまたほぼすべての書店がしているようにシュリンク包装を、出版社が発送する段階でしてしまう。これは書店と役割を分担するなど、実施に対してはいくらかの修正があるだろうが、どのみち立ち読み出来ないようにするのは同じだ。
これによってTUTAYAやコンビニで、偶然ポルノを見てしまう子供は存在しなくなる。また、コンビニでの販売では、タバコと同じように、未成年らしき人物には年齢確認を義務づけるようにすれば完璧だ。
確かに、包装や封印のための機械を導入し、動かす為には出版社はある程度の資金を負担せねばならない。
しかし、そのコストは民間でゾーニングの機関をつくったりするよりもはるかに安く上がる。
そして、なによりも強調したいのは出版社には警察や都議会・民間団体からの、ポルノマンガを無くせ、という圧力から漫画家および漫画文化を守る義務があるということだ。そしてこの義務がはたされれば、出版社には利益がもたらされるのだから、一方的に悪い取引では決してない。
これでもまだ、列車や病院などでポルノマンガを見せられたという苦情は当然あるだろうし、その訴えは真摯に受け止める必要がある。
個人的には、列車の中でヤングコミックを読んでいるような馬鹿は、問答無用でどつきまわしたいところなのだが、法治国家ではそれもできない。しかしながらそんな馬鹿を指弾し、矯正するような環境を育てなければ、いずれは公共機関・施設での禁マンガということになるのは、タバコの例と同じだ。
営利企業には自主規制は求められないし、曖昧な線引きなど破られるだけなので、このような一律かつ内容には一切踏み込まない、物理的な規制を私は提案する。
付記
同人誌については、対面販売が基本なので、そこで未成年に渡らないようにすればいい。
とらやメロン、ブックオフなどについては、今まで通りの企業努力を続けていただければ良いと考えている。

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