15日の秋葉原は避けるが吉

2010/03/14

状況が拡大していくとそれを利用する人々も当然現れてくる。
今日、14日に、明日秋葉原で東京都の青少年保護条例改正に反対するデモをする、と表明した団体が出てきたが。これは、違法なデモだと考えてまず間違い無い。
普通の人間がデモを行う場合には、次の様な長い長い官僚的な迷路を踏破する必要がある。
デモの申請方法
労働組合、弁護士会などのその道のプロフェッショナルが仲立ちしたとしても、今日思いついてすぐにデモというのは、よっぽどの理由が必要だ。さらにいうと、土曜・日曜は実際の業務にあたる警察官以外の、デモなどの手続きや調整にあたる事務官は休みの場合が多い、というのも当たり前のことだ。鳩山由紀夫総理大臣か中井治国家公安委員会委員長、そして石原慎太郎都知事くらいの大政治家が直接乗り出したならばいざしらず、所属国会議員がいるわけでもない一民間団体が、今日いって、明日デモを行うことなど出来るわけがない。
違法なデモを取り締まることは、法治国家の警察に科された義務だ。
さらに、明白な違法行為をした者について報道することは、社会の木鐸たるマスコミ責務であることもいうまでもない。
「野放し児童ポルノで逮捕者」
秋葉原で違法行為
警察にはしっかりとした対応を求める
というニュースが読み上げられ、かくして東京都の青少年保護条例改正は大きな追い風を受けることになる。
デモの主犯に間違われて逮捕されるという経験も、人生に大きな意味を持つかもしれないが、留置所にはテレビどころか暖房も無い。 最近暖かくなってきたとはいえ、コンクリートの床はまだまだ冷たいぜ。

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